「笑い」は自然な色

最近笑ってますか?「作り笑い」といわれる営業スマイルさえも最近ではあまりみかけないと思いませんか?ちょっと興味をもって、「笑」という字のいわれを調べてみました。「笑」という字は「わらう」、「えむ」、「しょう」と読みますが、そのつくりは竹冠(たけかんむり)と夭(よう)とでできています。

なぜ竹冠なのか不思議ですね。竹冠は竹の葉の形で竹のこと、夭は人が身体をくねらせて笑っている形なのだそうです。竹が風に吹かれると、その揺れ方が人の笑う形に似ていることから「笑う」の意味をあらわすという説があります。

「笑い」は自然な色!

ならば、風に吹かれて揺れていれば、他の植物でもよさそうなものなのですが、実際に見てみると、揺れ動く竹の葉の姿にはそれなりの説得力があります。風になびくとさらさらと音をたて、独特の動きが人がクスクスと笑っているような姿を連想させ、竹でなくてはならないことに納得させられるのです。

「笑う」というイメージからは、「明るさ」「陽だまりのような暖かさ」、そして、スポットライトが当たったような特別な色を思い描いていた私にとって、この字のいわれはイメージを一変した出来事でした。笑うことが少なくなった時代とはいえ、笑うということは特別ではなく、案外素朴で、自然なことなのだと認識するようにもなりました。

医学的にも「笑い」には免疫力を高めたり、血行を促進したり、心身の緊張をほぐしたりという様々な効果があるという報告がされています。又、場を和やかにして人と人との関係を円滑にする作用もあります。これこそ正に緑色の平和や安らぎ、安心感を表すバランス色なのですね。

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