春はやっぱりグリーン

ホームセンターのガーデニングコーナーは人で賑わっていました。丁度今の時期は色とりどりの花とともに、トマトやキュウリ、ナスなどの野菜の苗も沢山でていますね。毎年それを横目で見つつ、「今度来た時にしよう」と思いながら今に至っているのですが、「今年こそは挑戦したい!」いつもセミナーでお話している「トマトの話」を「私の経験からお話ししたい!」そう思い、ついに「トマトの苗」を買いました。

トマトの話というのは色彩学ではとても有名な話です。まず、まだ熟していない青い実のついたトマトの苗を2本用意します。片方の苗はそのままの自然体で育てるのですが、もう片方の苗には、ちょっと細工をします。青い実のそれぞれに赤い布と白い布と黒い布をかぶせて育てるのです。そして、自然体の状態で育てたトマトが色づいた頃に袋をかぶせたトマトがどのような状態になっているかという実験の話です。

結果としては、白い布をかぶせたトマトは自然体のトマトと同様に育ち、赤い布をかぶせたトマトは熟しすぎて黒い斑点がついてしまい、黒い布をかぶせたトマトは青いまましぼんでしまいます。これは、かぶせた布の色によって日の光がトマトにどう届くかどうかということにかかわります。白は光を通しますから自然体のトマトと同様に日光の栄養を受け正常に育ちます。赤は波長の大きい赤の光がトマトに取り込まれた為、刺激が強すぎて熟しすぎたのです。そして、黒は光を取り入れない為、日光の栄養を取り込めず、しぼんでしまいました。

この結果は、人にも関係し、あてはまるようです。紫外線はしみやそばかすの原因となり避けたいものですが、日の光には体に必要な栄養素も多く含まれています。 実は黒い下着や服を好んで着ている女性ほど肌の張りが失せ、老化が早まるというデーターも発表されているので、黒の愛好者の方は頻度を考えて使われることをお勧めします。とりあえず私はトマトの実がなるまでグリーンを存分に楽しんでみようと思っているところです。

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