冬の白

冬の街を歩く人のコートの色を観察してみました。黒、ベージュ、モスグリーンそして白、最近は、冬の白というのもめずらしくなくなりましたね。冬の白はおしゃれで、若々しい雰囲気を演出できます。どんよりとした空気の中、スポットライトが当たったかのようにその場を華やかにしてくれるのは白ならではの明るさです。

冬の季節を色に例えるならば、白。白い空気、白い息、そして雪のイメージがそう思わせるのかもしれません。白は色の中で最も明るい色ですが、それは春の光の中に感じる黄色の穏やかで親しみやすい明るさとは異なり、神聖で、純粋で、清らかすぎるゆえに近づきがたさも秘めた色です。白馬、白鹿、白鯨、白狐、白蛇など、白い動物たちが珍重され、神様のお使いとも言われるのは、白から感じられる理想像、憧れのイメージなのでしょう。

100%純粋な白は人工では再現できないといわれることから、純白は極限の色なの です。心理面では、白が好き、白に魅かれるという時は、「新たな自分に再チャレンジしたい時」「今までの固定観念を洗い流したい時」でもあります。また、「現実が思い通りの理想にまるで近づいてない」という時にも無意識に求める 色です。新しい年には、誰もが真っ白なキャンパスを心に秘めてのスタートです。あなたの白いキャンパスはどんな色で染められてゆくのでしょうか。

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